自宅からスキポール(アムステルダム)空港まで。

10月28日午前4時起床5時出発
都心部の渋滞を避けるために、まだ夜も明けぬ内に出発。それでも、2時間と40分もかかった。途中、同じ所沢在住で同じパーキングを予約した、ヴァイオリンの川口号発見。
パーキングからは送迎バスで空港まで送ってもらう。今回は「日本航空」だから第二ターミナル。綺麗なほうなのでちょっと嬉しい。集合時間までかなり間があるのでとりあえずお茶でも。まさか、こんなに早く来るやつはいないだろうと思っていたら、車組が何人かうろうろしていた。
そんなこんなで集合時間。おっ!今回の「読売旅行」の担当者はNさんだ。彼は、いろんなオーケストラの海外演奏旅行を何回も経験したベテランである。

さて、搭乗。あああ、これからアムステルダムまで禁煙!禁煙!!禁煙!!!
まぁ、いいか。とりあえずドリンクサービスでも、と、思った矢先である。前日から関東地方を蹂躙していた「低気圧」のヤツ、まだこんなところにいたのか!
大自然のいとなみにかかっては、ジャンボジェットなんか木の葉同然。ゆれるゆれる。お茶サービスを中断した客室乗務員のお嬢様方もそのへんの席に座って待機。すぐ後ろの席にも一人すわった。となりに居合わせた後輩団員は、お話したのがよほど嬉しかったらしく「ラッキ〜ィ!」だって。しかし、腹減ったな。揺れのせいで食事おあずけ。
ようやく、揺れも治まってようやく食事。あ〜、いっぷくしたい。しばらくして、映画が始まる。今回は、「ノッティング・ヒルの恋人」と「マトリックス」だ。ときどき、たばこを思い出すがそんなに欲求はない。こりゃ、これを機にいっきに断煙かな。

しばらく退屈な時間を過ごし、やっとアムステルダム到着。現地時間大体午後5時。おやおや、まだ明るいではないか。日本ではとっくに日が暮れているのに。
断煙の期待なんかどっかにいってしまったみたいで、荷物が出てくるのを待つ間に、いっぷくしよう。ほんとにたばこ吸いはいじきたないねぇ。えっ?灰皿ない?じゃ、入国手続きすましてからだな。
なんにも悪いことしていないのですんなり入国。入国係官のおにいちゃん
「Can you speak Eng-lish?」
っていってたけど、おもいっきり「No!」っていっていた自分が情けない。
どこかに、灰皿は?と。あった。げっ!なんで灰皿の上に禁煙マークが。
ええーい!つぎじゃ。ここも、あそこも。だんだん出口になる。
結局、団員を迎えに来ていた3台のバスのまえで取り憑かれたように、たばこを吸う集団あり。アムステルダムでクラクラした。

ホテル「ノボテル」直行。

次へ続く