ミデルブルフの巻 |
11月2日 |
早速、到着。 ん〜ん、小さな街だぁ。しかし、綺麗なところだ。この街は、オランダ国内で、もっとも水とのかかわりが深いところだそうで、堤防工事なんかも大変だったそうだ。また、ここはかつて「東インド会社」の本拠地で、長崎と関わりが深い。 そういうことで、長崎と姉妹都市の関係にある。左に見える船は、レストランか、住居のようで人が住んでいる気配があった。街の中の賑やかなところもこぢんまりとした、商店街といったところ。 途中、お茶でも飲もうということで、ちょっと気の利いたお店に入りクレープなんぞを食べながら休憩。私をはじめとする男性陣はGPの時間があるので一足先にホールへ。妻と岸良君の妹は二人で町内探索。 |
右に見えますのがホールの楽屋口兼搬入口で〜す。民家じゃないかって?トラックのすぐ横に空いた空間。あそこが、入り口っす。じゃまだから、入れてもらえない楽団員一行です。表のホール正面入り口も似たような物だったらしい。しかし、中は思ったより広いんだ。公民館といった感じであった。 |
ここの、入り口のちかくに酒屋さんがあった。妻になにか珍しいお酒があったら買っておいでといっておいたのだが、いつまでたっても戻らない。しばらくして、二人は、もどってきた。話を聞いたところ、この狭い街で迷ってしまったとのこと。どこに行っても似たような建物ばかりで、帰巣本能が麻痺したらしい。私には日頃から「あんたは、方向音痴」と云うくせに自分も・・・・。今、横で女房をネタにするなと騒いでいるが。 それはさておき、酒屋でこの辺の地ワインを買ってきた。唯一、一種類だけあったそうだ。はて、お店のウィンドウにもっと珍しい物があったようだがと、GP終了後また行ってみた。あった、あった。私は散歩の帰りに目を付けて置いたビン。 お店の人に、 「コレハナンデスカ?」と尋ねると 「コレハ、びーるデス。ミデルブルフ、デツクラレマシタ。 トテモすうぃーとデコクガアッテ、なんたらカンタラ」と 云っていたかどうかは定かではないが、まあよい。話の種ということで2本買った。都合3本、日本までお持ち帰り〜。重そう。妻の両親への土産にするために、終始妻が持ち歩くはめになった。ちなみに、この3本の酒は、とても美味しかった。(私も飲んだのだ。) さて、本番前にちょっとしたレセプションがあった。 長崎市からのメッセージと記念品の贈呈とミデルブルフ市からの歓迎の意味として楽員へ、軽食サービス。こちらから渡した記念品を市のお偉いサンが開けたところ包みのなかに箱が、箱を開けたらまた箱が!漆の小箱だったのだが、あちらは、かつがれたなんて思ってないでしょうね。 本番の休憩中にも、飲み物サービスなんてあって親切に痛み入る。感謝! |
次へ続く |